セルライトの正体は?
太ももやお尻、二の腕をボコボコと醜く見せるセルライト。
知らない間にできていて、見つけた時にはゾッとしますよね。
しかもダイエットをしても全然なくならない!!
セルライトって一体何者なんでしょうか?
セルライトの正体はズバリ!
脂肪細胞に水分や老廃物が絡みついて溜まったものなんです。

セルライトはなんでボコボコしているの?
なぜセルライトの部分はボコボコしているのでしょう?
それは繊維化してしまった組織によって、肥大化した脂肪細胞が分断されているから。
そうした脂肪細胞に皮下組織の一部が引っ張られてあの独特のボコボコが現れるのです。
セルライトは徐々に蓄積される
セルライトって人に指摘されてやばいなって気付く時ありませんか?
私はソファであぐらをかいていたら、押し潰された太ももにセルライトができていたようで…彼に指摘されて気付きました!
というのも、セルライトは突然できる訳ではなく、日々少しずつ蓄積されていくので、知らない間に溜まっていってるんですよね。
長い期間をかけて蓄積されたものなので、なくすのも一苦労!
セルライトをなくすのは長期戦!日々のケアが大切です!
セルライトの原因

セルライトをなくす前に、どうしてセルライトができてしまったのか原因を知っておくと予防もしやすいはず!
セルライトの原因。
それは日々の生活習慣です!
もっと細かくいうと、生活習慣にも様々な要因があります。
筋肉量が少ない
セルライトが目立つのは単純に太っていることが原因ではありません。
痩せていてもセルライトがある人もいます。
それは筋肉量が少ないことが原因です。
男性より女性の方がセルライトができやすかったり、悩んでいる人が多いのは、女性の方が筋肉量が少ないことが関係しています。
筋肉量が少ないと代謝が悪くなったり、血行不良になり脂肪や老廃物が溜まりやすくなるからです。
体脂肪が多い
セルライトの正体は肥大化した脂肪細胞と老廃物や水分です。
つまり食生活の乱れなどで体脂肪が増えるとセルライトもできやすくなります。
食生活の乱れ

食生活の乱れは体脂肪の増加やむくみの原因となります。
脂肪もそうですが、むくみによって老廃物が排出されにくくなることもセルライトが蓄積される原因となるのでできるだけ避けたいですね。
塩分の取りすぎ
塩分をたくさん取ると、体内の塩分濃度を保とうとして水を体に溜め込んで薄めようと働きます。
これがむくみの原因となってしまいます。
スナック菓子や味の濃いものは美味しいけれどほどほどに!
たんぱく質が不足している
アルブミンというタンパク質の一種には血液循環を促す働きがあります。
アルブミンの濃度が下がるとむくみやすくなるので、お肉や魚、大豆製品などを積極的に摂りましょう!
加齢による代謝の低下
年齢とともに筋力が低下すると代謝も落ちていきます。
そのため脂肪もつきやすくなりますよね。
毎日少しでも良いので運動を習慣するのがポイントです!
セルライトをなくす自宅ケア

できてしまったセルライトはなくすことができるんでしょうか?
実は”完全に除去する”のは難しいと言われています。
でも日々のケアで減らすことや、予防することはできます。
自宅でできるセルライトケアをさっそく取り入れましょう!
セルライトをなくす筋トレ
セルライトケアには筋トレで筋肉量を増やし、代謝アップ、体の巡りを良くするのが効果的です。
セルライトが特にできやすいお尻、太もも、二の腕の筋トレをご紹介します。
お尻のケアはヒップリフト
ヒップリフトではお尻の筋肉である 大臀筋はもちろん、腰にある脊柱規律筋、さらに体幹も鍛えることができます。

- 床に仰向けになります
- 足裏を床につけて膝を立てます
- 手は床につけます
- 息を吐きながらゆっくりとお尻を上に上げます
- お腹から膝が一直線になったら、2秒キープ!
- 息を吐きながらゆっくりと床へ降ろします
ポイントはお尻を上に上げて一直線の状態でしっかり一時停止すること!
この上下の動作を10回×2セット行いましょう!
足パカエクササイズで太ももがスラリ
太ももはセルライトがとってもつきやすい場所です。
足パカエクササイズで適度に足に筋肉をつけ、燃焼しやすくしましょう!

- 横向きで床に横になり、ひじをついて上体を起こします
- 上側の足を、ゆっくりと上がるところまで持っていきます
- 足を上に上げたまま、5秒間キープ!
- 足を元に位置にゆっくりと戻します
この動作を10回×2セットで、反対側も同様に行いましょう!
ポイントはゆっくりと行うことと、太ももの特に外側に効いているのを意識!
二の腕のセルライトを落としてタンクトップの似合う腕に
セルライトは二の腕につくこともあります。
セルライトがついた二の腕部分をつまむと痛いと感じることがあると思います。
さらにそのような場合は、肩にも脂肪がついて厚みが出てしまうことも。
それを解決するにはまず凝り固まったセルライトを柔らかくほぐしてから、脂肪を燃焼させるエクササイズを行うと効果的です!
二の腕のセルライトをほぐす
手でも大丈夫ですが、ローラーを使った方が簡単で効率よくリンパを流せます!

- 二の腕の上側を肘から肩に向かってローラーを動かします(10回程度)
- 二の腕の下側を肘から脇の下に向かってローラーを動かします(10回程度)
- 二の腕の内側も肘から脇に向かってお肉を流すようにローラーを動かします(10回程度)
これを習慣にすると硬かった二の腕が徐々に柔らかくほぐれていき、それだけでもサイズダウンが期待できます!
二の腕周りの筋肉をタオルエクササイズで活性化
リンパ流しで二の腕が柔らかくなってきたら、セルライトも流れやすく、脂肪も効率よく燃焼されるようになります。
特殊な道具がなくてもタオル1本で簡単にできるエクササイズを紹介します!

- タオルの両はしを肩幅くらいに広げて持ち、バンザイの姿勢をとります
- そのままタオルを掴んだ状態で肘を伸ばしたまま、お尻側へおろします
- お尻側からまた肘は伸ばした状態で、1の姿勢に戻ります
- 今度は肘を伸ばしたまま前側を通って太もも前に持ってきます
- また肘を伸ばしたまま1の姿勢に戻します
- 1~5の動きを1セットとして、10セット×2回行いましょう
肩や背中周りの筋肉がほぐれ、ポカポカしてくると思います!
毎日コツコツ続けることで、半袖やノースリーブが似合うほっそり腕に♡
セルライトをなくすには食生活の改善も重要
セルライトを完全になくすのは難しくても、食生活を改善することで”セルライトができにくいカラダ作り”をすることができます!
ではどんなところに気をつけたら良いのでしょう?
良質なタンパク質を摂る

セルライトができやすくなる原因のひとつとして筋肉不足がありました。
特に過度なダイエットで”食べないダイエット”をしてしまうと、栄養不足やタンパク質不足で筋肉も作られにくくなってしまいます。
体重は減っても、筋肉が衰えて隠れ肥満になりやすかったり、もともとセルライトが多かった下半身はあまり細くならなかった…なんてことにも。
食事制限をする場合は、ササミやむね肉、豆腐、おからなどを高タンパク・低カロリーな食べ物がオススメです !
塩分の取り過ぎに注意!

スナック菓子やコンビニ弁当、味の濃い食べ物はほどほどに!
気付かないうちに塩分を取り過ぎてしまっているかも…!
塩分を摂ると体が水分を溜め込んでむくみやすくなるので、日々の塩分の過剰摂取によりむくみも体に定着してしまいます。
巡りの悪くなった体は脂肪や老廃物が溜まってセルライトができやすい環境に!
ちなみにドレッシングとマヨネーズ、サラダにつけるならどちらが良いと思いますか?
正解は『マヨネーズ』
ドレッシングは意外と塩分が多いので、味付けを行うなら、塩や醤油の代わりにマヨネーズがオススメなんです!
水分不足で逆にむくむ!?

むくみはカラダに余計な水分が溜め込まれてしまっている状態を言いますが、実は”水分不足も逆にむくみの原因”になってしまうんです!
水分不足だと体内の循環がスムーズに行われず滞ってしまうため、結果むくんでしまうんですね。
だからと言ってジュースやお酒などの飲み過ぎは注意!
ライザップの先生によると、お水を毎日1〜2リットルは飲むようにするのがベストだそうです!
セルライトって毎日の習慣でコツコツ溜め込まれているんですね!
でも逆に毎日少しの運動と良い食生活で習慣を少しずつでも変えていけばセルライトは減らすことができます!
お金はかけなくても自宅でケアができるので根気よくセルライト撃退がんばりましょう♡